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#1 後藤氏のご経歴

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#1 後藤氏のご経歴

インテグラル プレミア インタビュー

コンコード落合

CEG落合インタビューを始める前に、まずは3号ファンドの設定完了、おめでとうございます。
(※2017年4月20日発表で730億円。1号ファンドは2010年設定完了で112億円、2号ファンドは2014年11月設定完了で442億円)

インテグラル後藤ありがとうございます。

CEG朏それでは、最初に後藤様のご経歴、インテグラル社にご入社された経緯をお聞かせください。

インテグラル後藤

インテグラル後藤大学卒業後、新卒で消費財メーカーであるP&Gに入社し、ブランドマネージャーを担当していました。
P&Gのブランドマネージャーはブランドの経営者的なポジションで、消費者向けマーケティングを行うとともに、営業・研究開発・生産といった複数部門の横串を通す役割を担っております。

そこで7年間働いた後、より経営に近い仕事がしたいということで、ボストンコンサルティンググループに入社しました。
そこでは、食品メーカーの営業戦略立案や実行支援、事業会社M&A後の統合支援(PMI)など様々なプロジェクトを経験しました。

その後、ユニゾン・キャピタルが東ハトに投資するということで、東ハト採用の執行役員経営企画室長に転じました。
東ハトは当時、民事再生中でゴルフ場などの不採算部門を切り離して、お菓子部門を再生することになっており、最初の1年目は経営企画として事業戦略の見直しや工場の再編、営業戦略立案や人事制度の見直しなど様々な取り組みを行いました。

2年目に、現在インテグラルのパートナーである辺見が社長となりました。
工場再編による統合後の工場に課題があったこと、私自身マネジメントに興味があったこともあり、工場の課題を解決すべく生産本部長になりました。
当時、工場は600名規模で、モノづくりを推進するメンバーはいたのですが、組織としてまとめ上げる役割に課題があったため、私がその役割を担いました。
人のモチベーションを上げることや改善プロジェクトの立ち上げ・推進などのマネジメントを私が担い、モノづくり及び改善プロジェクトの実務はプロパーのメンバーが推進するという形で役割分担したところ、改善活動や現場のコミュニケーションがスムーズになってきて、数字面も含めて工場としてだんだんと良くなってきました。
その翌年には、副社長COOとしてマーケティングと営業、生産全般を統括する立場で仕事をしました。

その後、ユニゾン・キャピタルのエグジットに伴い私自身も退社する形となり、36歳で顧問となりました(苦笑)。

コンコード朏

CEG朏すごいスピード感ですね(笑)。

インテグラル後藤ですね(笑)。その後、メガネのパリミキを運営する三城株式会社に入社しました。
三城は、上場会社とはいえオーナー会社だったこともあり、組織を動かすにあたって経済合理性だけでは動きにくいオーナー会社特有の難しさに直面していたところ、ちょうどインテグラルが立ち上がりました。
辺見をはじめとしてインテグラルのメンバーはだいたい知っていたこともあり、考えていることもよくわかっていましたので、インテグラルに参画しました。

今までの経験を振り返ったとき、東ハト在籍時は、比較的経営変革がうまくいったと感じていました。
それは事業推進のうまさだけでなく、やはり金融の力があったおかげでした。
企業の変革は、事業と金融の両輪があってこそだとわかったことも、インテグラルに参画した要因ですね。
更に、今後プライベートエクイティファンド業を生業にしていくならば、理念がしっかりしていて信頼できるメンバーがいることも重要であり、その点も参画した要因の一つです。

インテグラルに入ってからは、3社の投資先の社長をやってきています。
1社目は、インテグラル第1号案件のBPSという会社で、請求書や宝くじ等、封筒に書面を封入する機械の生産・販売・保守をする会社です。
民事再生の会社から事業部を切り出して会社として立ち上げました。
民事再生で傷ついた会社の信用を取り戻すべく、社内体制整備や取引先・仕入れ先との関係正常化を進めていき、2年が経過し会社が安定したタイミングで後任に譲りました。

インテグラル後藤

2社目はシカタという会社で、女性向けバッグのOEMメーカーで業界ではトップクラスの会社です。
最初は経営企画室長として携わり、その後社長として5年間変革を推進することになりました。
シカタは中国の自社工場でモノづくりをし、日本に輸入して得意先に販売するというビジネスモデルだったのですが、投資後しばらくしてから中国での労務費高騰が著しくなったため、採算が合わなくなっていました。
そこで人件費の高い上海近郊にあった工場を内陸部や更に人件費の安いカンボジアの協力工場に移すだけではなく、中国の投資家を見つけてきて自社工場を売却しました。
最終的には、協力工場の活用によりコスト削減とコストの変動費化ができ、資産をスリムにしたうえで、品質も安定させることができたため、業績も上向いてきました。
そこで去年、社長職を譲り、今は会長としてお手伝いしています。

現在は、昨年12月に投資を行った大泉製作所という自動車向けや空調向け温度センサーの開発・生産・販売を行う会社で、自動車向けではグローバルトップシェアの会社です。
今年6月から代表取締役社長として従事しています。

#2 経営と同じ目線で企業変革を推進していく(事業の特長)

後藤 英恒 | Hidetsune Goto【パートナー】

後藤 英恒 | Hidetsune Goto【パートナー】

一橋大学法学部卒。P&Gファーイーストインクやボストンコンサルティンググループ、東ハト等にて、一貫して変革をテーマに戦略の再構築および実行の推進を行い、企業価値の向上に貢献。インテグラル入社前には、三城にて執行役員戦略企画室長として経営計画の策定に従事。2008年6月にディレクターとして当社に参画し、2017年1月より現職。